自己分析とは何かについて
今日の研究会で出た話題がすごく心に残ったからメモを含めて。
若者が何故せっかく苦労して入った企業なのに、何故数年で辞めてしまうのか
その問いに対して、就職活動の段階での自己分析が足りないと指摘する識者はいます。
つまり、自己分析が足りないから、自分がどういった企業で働きたいかのイメージがつかずに、実際に入った時のギャップに苦しんで辞めてしまうのではないか。
…そういう意見に対して、逆にここでいう自己分析をし過ぎた方が苦しんでしまうのではないかっていう考え方が面白かった。
自己分析…自分がどういった仕事をしたいかそれについてイメージしすぎるとそれほど、すぐにその仕事に就けるわけでもないし、ギャップは大きくなる。
だから、自分がどういう仕事をしたいかについての理想は持たない方がいい。
そうじゃなくて、自分の「未来」というよりは「過去」について自己分析するんだ。
自分は今までの人生どういった経験を積み、何を考えてきたか、
その今までの人生を面接官は知りたいのであって、
それをしっかり伝えることができたなら、等身大の自分にマッチした
企業から内定をもらえる可能性は高くなるだろうし
理想と現実のギャップに苦しまずに、目の前の仕事を頑張れる。
…それは言い過ぎなのかもしれないけれど、
確かに「未来」について自己分析することより「過去」について自己分析することが
重要ではないかなって
そう感じました。
勿論どういう自分でありたいか、今後の将来展望を考えることは大切だけどね。
実際に仕事をしないうちから、頭だけで考えて
それがネガティブな影響しか及ぼさないなら、いやよね。