大学の時の友人、生まれてからずっとその県で暮らしそのままその県に就職した子。
その子が卒業の時に「引き出しを作ることを目標としたい」ってキラキラした目で言っていたのが印象的で。
どういう人とも、共感して話せるように、自分に引き出しを沢山持っていたいって
そういう風に言っていたんだ。
私はその時、私はそういうことを考えたことがなかったから、すごいなーって思った。
ただ、最近は、私はいろいろなところに住んでいたことがあるから、自然に引き出しができていたんだと気付いた。
住んだことがある県は4県6市で、まぁそれぞれ半年~3年とさほど長くはないのだけど、その場所の良さを知るのには十分な時期で、
その土地にゆかりがある人とその話を盛り上がることができるのはすごくうれしい。
そして、案外、その土地出身の人って密接すぎてその土地の良さを知らなかったりするから、わたしが「こういうところ素敵ですね」って伝えると、意外そうな照れくさそうな顔をしてくれることが多い。
引っ越しが多い人生だから、その中で様々な土地で感じ考えたことが自分の糧になっているんだと知ることは、すごくうれしい。
そして、ひきだしってわたしのイメージでは、いろいろ自分からいろんなこと試すことだと思ったけど
そうじゃなくて、生きてる中で目の前に現れることについてちゃんと自分の頭で考えたり、自分の体で感じることでできてくることなのかもしれないって思った