木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

私は安藤美姫を脅威に思ってる、だけど、彼女の決断を心より祝福する

最近の安藤美姫選手の出産について、様々な人が様々なことを言っている。

そこで思ったんだけど、普段の彼女に対する感情と、

今回の彼女の行動に対する意見とはしっかり分けるべき。

 

私は、正直安藤選手がソチを目指すということに賛同できない。

それは彼女のパーソナリティとか言動とかではなく、

ただ単純に、彼女以外にソチに行って貰いたい選手がいて

彼女の復帰でそれが確実事項じゃなくなったからだ。

彼女より、ソチで見たい選手がほかにいるという

私の価値観に基づく、私の感情だ。

それゆえ、安藤選手に対しても若干ネガティブな思いを感じていた。

 

…だから、きっと私は彼女の今回の出産という問題についても少し批判的な感情を抱いてしまったんだと思う。

私が彼女に対するネガティブな思いが、今回の出産という問題についてもネガティブな方向な思いへと影響したんだと思う。

 

それと同じことが、私以外の人にも見られると思う。

彼女のことを普段から、あまり好ましく思っていなかった層が、

今回の彼女の出来事を鬼の首を持ったように批判する。

逆に、彼女に対する評価が好意的、あるいは興味のない一般人が

祝福しているのではないだろうか。

 

あなたが彼女を批判するのは、彼女自身の行動に対して批判しているのか

それとも普段から彼女が嫌いだから、彼女の行動がその鬱憤を晴らすチャンスだから

批判しているのか

 

それは自覚した方がいい問題だと思う。