木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

自分の完璧じゃないところを受け入れられたら、他人に優しくなれたって話

わたしは、小学校6年生辺りから浪人時代位まで、

「がんばることは素敵!」主義でした。

 

だから、頑張っている自分が大好きだったし、

頑張れた日はさわやかな気持ちになれた

反面頑張れなかった自分に対して自責したり

鬱々とした気持ちになったものだった

 

あれをうつ病と呼んでいいのかわからないけど

人生で一番投げやりで、やる気がなくて、カーテン閉めてコンビニのパスタ食べながらネットでバラエティ動画(ダウンタウンとかそのへん)見て笑ってた

そういう19才の時が忘れられない

 

そういうどん底を経験したとき「あ、わたしダメな子だな」って思えた。

自分は完璧に100パーセントずーっと努力できる子じゃないし

地頭がいい子じゃないんだって、

ずっと頑張れなくても、頑張れるとき頑張れればそれでいいんだって

そう思った時に

すっと肩の力抜けた気がする。

 

それから、不思議なことに、周りの子の弱さも受け入れられるようになった

そういう時って誰にでもあるよね、

いつも頑張ってるじゃん、頑張れない時は頑張らなくていいんだよ

そういう言葉が自然に出るようになった

 

頑張れる自分は素敵、ただ、人間はそういう風に100パーセントずーっと

頑張れるようにはできていない

それを知った時に、自分に対して優しくなれると同時に他人にも優しくなれた

 

あ、自分に対する考え方って、人に対する考え方みたいだよ。

自分の弱さも受け入れて、自分に優しくできたら

他人の弱さを受け入れて、他人に優しくできるみたい。