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木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

【フィギュアスケート】全日本で全選手が力を発揮できることを望むばかりです。

いよいよフィギュアファンにとっては、平静ではいられない全日本がやってきます。

一人一人に関して自分がどう見ているかまとめていきたいと思います。

浅田真央選手】

スケーティング、スピン、ステップ、スパイラル、どの技を切り取ってみても

素人目からみても格の違いがはっきりわかる。

今期の彼女は、今まで歩んできた道のりと、幾度と現れた壁を乗り越えてきた自分に対し、静かな自信に満ちているように思われる。

SP、FP、EX、3曲とも、浅田選手が等身大のままの自分で「演じる」というよりは、自分の様々な面を「表現する」ということが出来ている印象。

SPは、彼女本来の持っている天真爛漫さやかわいらしさ、純粋さを出している印象。

FPは、彼女の今までの人生の中で現れた試練や困難、それを闘い抜いた人間だけが知っている生きていることの喜びや尊さが表現されている。

そうして、EXは、彼女の女性性としての女性らしさ、清潔な魅力がたっぷり溢れていて、愛に溢れている印象。

その愛っていうのは、特定の誰かっていうよりは、人類愛だったり森羅万象に対する愛。次世代の新しい命に対する愛。

演技が終わった後、幸せな笑顔が見られることを心の底から祈っています。

 

鈴木明子選手】

浅田真央選手に然りだけど、ジャンプ以外のスケーティングスキルや演技後半になっても疲れを出さずにまとめる力などで点数を稼げるのはやはりベテランならではかなぁという印象。

今期のプログラムも、思い入れがあるプロだから、大切に丁寧に滑り込んでいったのだろうと感じる。

グランプリファイナルに出られなかったのはかなり残念な気持ちになったのだが、

それもプラスに転じることが出来る力は持っている。

どれ位まで完成度をあげてきているか、楽しみだ。

情感たっぷりに生きる喜びを演じ、くるくる変わる表情は、「演じる」というよりは彼女の内側から自然にこぼれるような印象すら受ける。

楽しそうに滑っている姿は、沢山の人の心を打つに違いない。

 

村上佳奈子選手】

SPをヴァイオリンミューズに変更するという一報。

村上選手はシーズン後半になるにつれて、どんどんプログラムの魅力が増すイメージ。シーズン前半は、彼女自身が何かつかみ切れていないまま演技に臨んでいる印象があるのだ。

今回のSPも、同様に、滑り込んでいけば本当に彼女の持ち味が存分に活かせると思ったのだが、このシーズンはなかなか挑戦しづらい。

評価が高かった曲に戻すという戦略も、一つであろう。

しかし、前々シーズンの高校生の彼女と、現在大学生の彼女とで同じプログラムを滑るということがどう出るかなという点は関心がある。

当時だから出来たこと、今だから出来たこと、きっと異なる。

それを上手く摺合せるという作業が、プログラムを変えた故の難しさであろう。

ジャパンオープンに始まり、グランプリシリーズ2戦とも、本人として満足のいかない結果となった村上選手。

「村上選手は多分ソチへ行けるだろう」そういった世間の推測が、この半年間で疑問へと変わっていった。その空気の変化は本人が一番感じ、焦り、不安、プレッシャー。今まで感じたことがないようなネガティブな思いに襲われることもあるだろう

しかし、その苦しみや絶望の中で、やはり自分がスケートが好きだということ、もっと上手くなりたいということ、そういった掴んだ何かが、

村上選手をもう一段レベルアップさせ、世界的なアスリートへと昇華させていくのではないかと、そう考えている。

彼女ののびしろとか可能性を極限まで高めるシーズンになるに違いないと思う。

 

【雑感】

浅田選手、鈴木選手にはソチへ行ってほしい気持ちが強いです。

3枠目に関しては…全日本という大舞台で実力を発揮できる精神力のある選手が相応しいのでしょうか。

個人的には、本郷選手のダイナミックな演技や、宮原選手のノーブルさ、大好きです。

だけど、まだまだオリンピックの舞台は早い印象を受けてしまいます。

どうなるんでしょうか。

予想としては、1位浅田選手、2位鈴木選手、3位が宮原選手で4位が村上選手。

5位に安藤選手で、6位に本郷選手かなぁ。