木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

「あなたが私にいい影響をもたらした」って伝えることの大切さ

ある友達と話した後、ちょっと嬉しくなっていることに気付いた。

毎回毎回、その子と話すとそういう「ちょっと嬉しい」があるから、

その子と会いたくなることに気付いた。

 

じゃぁその「ちょっとうれしくなる」みなもとは何かなーって考えたときに、

その子はよく「あなたは私にいい影響をもたらした」って伝えてくれるんだって気付いた。

「杏奈ちゃんと話すとすごく勉強へのモチベーションがあがるんだよね」

「杏奈ちゃんがこの前教えてくれた本すっごい良くてさ」

「杏奈ちゃんが前に言ってた○○って言葉があったから、○○出来たんだよ」

そういう、「あなたが私にいい影響をもたらしたこと」について、必ず1回か2回は伝えてくれる。

お勧めの本or映画orCDを絶対忘れないで読んでくれて感想聞かせてくれる。

 

人は社会的生き物だから、だれかから認められたい、承認されたいって気持ちを誰しも持っている。

あなたが私にいい影響をもたらしたっていうのは、

あなたは私にとってすごく価値のある存在だよって伝えているのと一緒。

承認欲求がたいそう満たされるセリフ。

だから私は彼女とお話すると気分がよくなるんだ。

 

じゃぁなんで彼女はそういう風に言えるか考えよう。

…きっと、人との関わりの時間を大切にしてる。大切にしてないと、相手の言葉とか覚えてない。その場で流れた言葉を覚えてない。

その関わりが終わった後に、自分が変化した部分を注目することが出来る。

その変化にプラスの意味づけをして、感謝を以て相手に伝えることが出来る。

彼女はそうやって、人とのコミュニケーションにより深くコミットして、より沢山のことを吸収しているんだろうな。

 

それって、関わる人をすごくいい気持にさせることが出来て、その人との関係性が良くなるだけじゃなくて、自分自身にとってもかなりいいやり方じゃないかなぁ。

いいなぁ、真似したい!やってみよう!

 

取り敢えず、年度末でお礼のお手紙を書く人に対しては、そういう視点で「あなたとの関わりで自分がどういういい影響を受けたか」について書くようにしよう。

そして、誰かに勧められたモノはすぐに購入し、次回会った時に感想伝えよう。

いっそその場でamazonで注文する位の勢いで!