木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

結婚した途端子供について聞かれてびっくりした話

猫も杓子も、結婚した途端"子供はどうするの?"って聞いてくることに、最初はショックを受けました。


そこまで仲良くないお友達も、職場の先輩も、お店の店員さんも。

子作りって人生設計の話だし、セクシャルな分野なものだから、私的にはもっと、家族とか親友とかその位近い距離じゃないと話さないものだと思ってました。


本当多いんです、この質問をされること。

きっと今までは、結婚したら子供を考えるっていう通念があったからこそ、社交辞令というか、結婚した相手に振る当たり前の話題としてあったんですよね。

それこそ、天気の話題と同じレベルで。

何も考えずに反射的に話題に出してる人なんてたくさんいますし、いちいち目くじら立てる方が大人気ないってことはわかります。

だから、いつも"いつがいいかって話し合ったりしてますけど、授かりものですね"とか、"近い将来って話はしてますよ"とか、当たり障りなく答えてます。


でも、わたしは、この質問を、意識的にしないようにしようと決めています。

いろんな事情がある、極々プライベートな話。

なかなか出来ない友達、経済的状況で保留してる友達、不妊治療を考え始めた友達、選択して夫婦二人で生きていくと決めた友達。

わたしの周りでもいろんな事情を持っている友達がいます。

その事情は、私に話したいんだったらきっと聞かなくても話してくれる。

聞くことによって、相手に嫌な思いをさせる可能性がある質問は、封印しようと思います。


子供だけじゃなくて、結婚どうするのとか、二人目どうするのとか、この世には人の心の柔らかな部分を傷つける可能性があるといがあると思います。

可能性にしか過ぎないけど、単なる場当たり的な世間話や、自分の好奇心で、その可能性を高めたくないなぁと思います。