男子と比較し、女子は競技人口が多いのでしょうか?
(いくつか文献を探しましたが、概数だと男子が女子の1/10位のようですね)
女子はさすが、地区予選を潜り抜けてきただけあり、どの選手も技術力が高かったような印象です。
大庭雅選手、手を広げる仕草がとても素敵でした。伝えたい思いがある、表現があることがとっても伝わってきます。
いい表情で滑っていました。きっと、大好きなプログラムなんですね。
本郷理華選手、ぐっと表情が垢抜けましたね。
魅力的な大人な演技、彼女は女性らしさを前面に出した表現がとっても素敵だと思います。
そして、彼女のウィンドミルが私大好きなんですー!大迫力。
強い曲調に全く負けない、強い演技。
魅了されました。
木原万莉子選手。
風に散る夜桜は、美しさと儚さの中に強さやおどろおどろしさも含まれている…
そんな表現でした。
彼女のたおやかな雰囲気とあっていて、素敵。あぁ、多分FPの放映はないかな、残念。
彼女の作る他の世界も見てみたいのに。
樋口新葉選手は、とっても難しい曲を滑りこなしますね。
冒頭から終わりまで入り込んでいる表情、青と黄色のグラデーションの衣装がとっても素敵。
元気でフレッシュな印象がありますが、彼女はどこか哀しさがあるプログラムが好きなんでしょうか。
私はまだ彼女の魅力を掴みきれていないのですが、そのわかりづらさこそ、彼女の秀逸な表現力だと思います。
本田真凛選手のインタビューが長くて、メディアとしては彼女を次のヒロインに仕立て上げたいんだという意図が…見えてしまうような…
そんなことしなくても、魅力的な選手なので自然に人気になるのになー。
スマイル、等身大の彼女らしいピュアな表現、良かったです。
(余計なことを言うとネイルがこのプログラムには少しマッチしないと思ってしまいました。せめて短い爪のネイルの方が…!)
ジャンプもスピンもほわっと軽くて綺麗。いつか重厚なプログラムを滑りこなすのでしょうか、見てみたいな。
宮原知子選手、華やかなワルツ。
よく滑り込んでいると、振りの一つ一つが違和感なく、完全にプログラムとして統合されますね。
どんな曲も滑り込んで、彼女らしい曲にするのは流石ですね。
浅田真央選手の、挑戦する生き方。
綺麗にまとめなくても、可能性が低くても、自分のやりたい演技構成を挑戦する姿。
美しいステップ、はっと魅せられる表情。
卓越しています。
彼女はやりたいように、貫き通す。
畏敬の念が湧いてくるような、そんな時間でした。
きっと彼女の演技をみる機会なんてもう限りある、だからこそ、私も一つ一つの機会を大切にしよう。
同じ時代に生まれ、生き様を見てこれたこと、嬉しいです。