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木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

カルテット 第3話

ドラマ

にこにこしているすずめちゃんの過去。

 

孫から見たら、すずめちゃんの父は善人に見えたのでしょう。

だから、お見舞いにいかないすずめちゃんを責める。

すずめちゃんも、自分を責める。

行きたくないと行きたいとの狭間で葛藤する。

 

すずめちゃんは、自分勝手な父のせいで、苦しい経験をたくさん積んだ。

それが原因で居場所がなくなる経験も、きっと一度や二度じゃなかったんだろう。

だから、行きたくない。

でも、全くの悪人なんていないから、父との思い出の中で心温まるエピソードだってあったろう。

だから、行きたい。

行った方がいい理由なんて、いくらでも思いつく。

心からの行きたい気持ちもゼロではないと思うが、世間体とか社会規範とか、そういうものもすずめちゃんを責める

 

身動きが取れず、病院の周りをうろうろするすずめちゃんを、巻さんが鮮やかに救った。

言葉少なに、救った。

理屈なんてなくていい。 

世間体よりあなたの気持ちを大事にしていいんだよ

あなたの過去を知ったけど、それでも失われない場所もあるんだよ

 

強烈なメッセージだった。

後半、切なくて涙が出た。

今後、カルテットという居場所が永遠に続くとはあまり考えづらい。

始まりがあるものは、終わりもある。

でも、ひとときであっても、過去を含めた自分を受け容れてくれた居場所があるというのは、

今後のすずめちゃんの人生において、あたたかな光のようなものになるんじゃないかなぁと思いました。