木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

和痛分娩体験記

そもそも和痛分娩を選択した理由としては、大した理由はないんです。
歯を抜くのに麻酔を使うか否かという問いに、そりゃ使いますよ!と言うように、お産も痛みを取れるなら当然そちらを選択しただけです。
痛くない方が良い。
産後の回復が早いと聞いたので、それも魅力でした。
金銭的な負担が少しありましたが、無謀な金額ではなかったので。五万円程度でした。

ただ、どこか後ろめたさがあってあまり周りには言えなかったのも確か。
言える友達はかなり限られました。
考え方がドライで合理的な人は自然に受け容れてくれるので言いやすかったです。
自然分娩経験者にも言えなかったですね。
なんだか、ズルしてる感覚がありました。

結論から言うと、和痛にしてよかった!
次お産があったとしても間違いなく無痛を選びます。

陣痛が来て、子宮口が開いてからの麻酔だったため、暫く陣痛は味わいました。
痛かったです…今までにないくらいの痛み。
イタイイタイつぶやいて、波が去るしかない痛み。
まだ痛みがそこまでではないときは、彼にマッサージを頼んだり手を強く握る余裕もありましたが、それどころではなくなりますよね。

麻酔をいれるチューブを背中に入れると事前に聞いており、それも恐ろしかったのですが、陣痛の痛みに比べると何も感じなかったです。
麻酔は冷たいなーという印象。
暫くすると足の感覚がなくなり、痛みが和らいでいくのを感じました。
彼や助産師さんと会話できる余裕が生まれました。

誤算としては、下半身の感覚がない中イキむというのがかなり難しかったこと。
腹筋に力を入れ、通常のイキむ作業を上半身は頑張るのですが、その力が下半身に伝わっているのかがわからず。
頑張りがうまく形になっているのかがピンと来ませんでした。
それもあってか、なかなか赤ちゃんが降りて来ず、最終的には助産師さんにおなかの上に乗られてこれでもかと押されたり、吸引分娩になったりでした。
赤ちゃんに大変な思いをさせてしまったのは罪悪感。

麻酔が切れた後は、会陰の痛みがすごく押し寄せ。
ただこれは普通分娩でも同じですよね。
それ以外の影響はなかったかな。

産後の回復に関しては、比較対象がないのでよくわかりません…
産後三週目で疲れやすさ以外の不調を感じないので、それはもしかしたら和痛分娩のおかげかもしれません。

以上、体験記でした。
わたしは、価格以上の価値を感じました。
もう一度出産ということがあったならば、また和痛分娩を選ぶと思います。