木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

夫が仕事行ってなかった②

彼は朝から出かけて行って、仕事に行ったのか、ネカフェなのか、わからなくて。
それを聞くこともできない私。
追い詰めたくない、そのままを受け容れたい。
仕事行かなくてもいいよ、でもそれを許せないのはきっと彼自身、
彼の好きなケーキを買いに、ケーキ屋さんに行ったけど臨時休業で、ちょっと落ち込む。

100均で、真っ白な小さな保存容器を見つける。
炒りごまと、すりごま入れにちょうど良い大きさで、嬉しい。
舞茸とハムをガーリックバターで炒める。
いまいち味が足りなくて、マヨネーズをいれたら、大成功。
クリームソースっぽくなって、美味しい。
ナスをめんつゆと生姜で煮て、煮浸し。
あとはつくねを焼いて夕飯にしよう。

大好きな人の力になりたいし、辛い目の前の現実から変わってあげたいけど、でもそれは出来なくて。
私に出来ることは、美味しいご飯を作って待ってることと、お疲れ様ってハグしてあげることだけで、そんな無力さに胸が痛む。

生まれたての娘は乳首をお口まで持って行って、大きな口を開けた瞬間によいしょっていれて、片手でしっかり首を押さえてる必要があった。
今は首を動かして、自分で乳首を大きく開けたお口で捕まえる。
出来ることが増えて、お手伝いしてあげることが減って、そうやって一人でいつか歩いて行くんだろうなぁ。
お手伝いしてあげることあるうちは、全力でしてあげる。

自分の無力さが悲しい。
全力で娘と遊んであげるエネルギーがなくて、それでも娘はわたしの顔を見るとにこっと笑ってくれて、あぁあ、こんなままでごめんね。
お膝でスヤスヤ寝てる娘ちゃん、だいすきだよ。
ママもパパもまだまだ弱くてごめんね。