木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

人生の主役感

子を産んでから、人生の主役感が薄れた。

うーん、なんだろう。
主役が子供になっているの。

子供のために自己犠牲をするなんて、嫌い。
我慢って、毎日毎日は続かなくて、我慢させられたという思いはくすぶる。
それは子に時に当たってしまうし、当たらずとも、子が察して悲しむ時もある。
でも、子を成してから。
この子のためだったらあらゆることができるなぁと思う。
この子のためだったら強くなれるし、仕事と家庭の両立もきっと出来ちゃうなって。

恋愛って、それと正反対だと思うんです。
自分の気持ちだけにフォーカスをおき、自分を飾り立て、自分が一緒にいて楽しい相手といる。
まさに人生の主役。

でも、今は、娘のねんねとおっぱいに気を取られ、自分はすっぴんひっつめで、娘ちゃんの可愛い服を買い、娘にとって何が楽しいかを考える。
人生の主役は娘で、そのアシストをする感覚。

"男性と2人きりで飲みにいく"って行為が、かなり自分から離れたところにあって。
だから、誘われてびっくりしたんですよねー。

そして妄想した。
髪の毛セットして、お化粧して、可愛いお洋服にヒールのパンプスに、ちいさなカバン持って。
銀座の素敵なバルでお酒飲んで、ちょっとほろ酔いして、23時位に帰る自分。
うーん、憧れる。夢のよう。

でもね、娘ちゃんが寝るまで泣き続けるんだろうなぁとか、ママを探し回るんだろうなぁとか、そういうこと考えるとやっぱり無理だな。

手に入らないとなればすごく欲しくなりますね。
妄想するだけで楽しみます。