木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

人と距離を置く方法

人間関係で大事なことはと聞かれると、距離感と即答するほど、人との距離に気を遣っています。

というのは、わたしが心地よい距離感は相手のそれより遠いことが度々あるからです。

この人大好きなんだけど、ちょっと距離近いな…!って思うこと、たまにあります。

どんな人とも適切な距離感を保てば、嫌いにはならないと思うんです。

中学校の頃大嫌いだったいじめっ子のNちゃんのこと、今は嫌いじゃありません。

何故か、距離が遠いから。

実際に会う機会もなく、連絡先もSNSも知らず、共通の友達もおらず…という状況。

距離が遠いから、嫌わずに済む。

距離といっても、物理的な距離ももちろん関係するのですが、しない場合もあります。

わたしは仕事で出会った人たちは嫌いにはなりません。

毎日顔を合わせるし、物理的な距離はすごく近いです。

ただ、仕事というものを介してのおつきあいで、プライベートでは会わず、下手すりゃ個人的な連絡先も知らない位です。

異動すればもう連絡も取らないだろうという距離感なので、嫌いにはならないのでしょう。

精神的な距離感が遠ければ、問題はないのです。

 

どんなに仲良しになっても、プライベートで月一以上会うのはキツいです。

会うときも、3,4時間が適切だと感じます。

ご飯食べて、ちょっとぶらっとして解散。

それ以上長いと、苦しくなります。

夫と娘は例外なのですが、実家の家族も同様です。

 

そんなわたしなので、うまく距離をとれる方法、模索してきました。

大体以下のやり方がいいかなぁと思っています。


・会うのは頻度を決めて

どんな相手でも、自分で頻度を決めてしまいます。

ママ友や家族ならば月1程度、その他の友達は半年に一度位のペースだと心地よいです。

それ以内に誘われたら、日程調整の段階で月1になる位先にしてもらいます。

 

・会う場所は出来るだけ屋外

子がいると家を行き来するのが楽なのですが、適切な距離感のためには外で会うようにしています。

 

・会う時間は予め決めて

お店ならば大体2,3時間で出なければいけないのでわかりやすいです。

お家にお邪魔する際も、ちょっと短く物足りないくらいで帰ることにしています。

それ位の方が、時間を目一杯楽しめる気がします。


・丁寧語、正座、挨拶、手土産など、礼節を尽くす

いわゆる"他人行儀な振る舞い"です。

義実家に対しては特に心がけています。

嫌がられるのですがね。

わたしたちは親戚だけど、家族ではない。

嫁に入ったのではなくて、夫が家を出たのですよと線引きをします。

 

自分なりにやり方を決めてきて、だいぶ人間関係が楽になりました。

20代前半は、無理に相手の距離感にあわせて、パンクしてその人のことを大嫌いになったりしていました。懐かしいです  苦笑

今後も適切な距離感を探りながら、人付き合いを楽しんでいきたいです。