ピラティスをはじめました。
まだ三回だけですが、面白いです。
筋肉や呼吸、骨などに意識を向けながら身体を動かしていく感じ。
先生の言ってること、難しいんです。
"肋骨が膨らんでいくことをイメージして息を吸って"
"鼻と顎、恥骨を一直線に保つように"
"脇を締める筋肉を意識して"
などなど。
指示に従って、自分の身体を動かすこと、意識することがいかに難しいか。
難しいので、他のことを考えている暇がありません。
身体にだけ、集中しています。
最近よく読んでいる、精神医の水島広子先生の本、マインドフルネスの本。
共通して、今に集中することの大切さが書かれています。
過去の過ちを嘆いたり、未来を不安に感じているときは、目の前で起こっていることを見ていない。
ストレスは大抵が過去や未来からやってくるとは、まさにその通りだと思います。
育休復帰後の不安にとりつかれること、仕事のミスを思い出すこと、どちらもストレスです。
おっぱいを飲んでいる娘の長い睫毛、ちいさな呼吸、胸に当てているちょっと湿っている手の感触、それを味わうことが生きていることなんでしょう。
わたしにとってピラティスは、今に集中する大切な時間になりそうです。