木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

どうしようもないこと

どうしようもないことを、そのどうしようもなさごと受け入れ、消化することのできる人間がいる。その一方で、すべての物事が自分の計画通りに運ばなければ決して気がすまない人間もいる。
村山由佳 永遠。

 


久々に読んだ恋愛小説の、一節。
いろんな人を思い出しました。
わたしはどっちだろうなー、前者でありたいけど、後者の部分もあるだろうなぁなんて思いながら。
流れに身を任せることが出来る人って強いと思うの、周りが変わってもちゃんとその中で喜び感じながら生きていける人だから。


子育てってさ、前者の能力が鍛えられない?
だって、子供ってどうしようもないもの。
親として、思い通りにならないけどそれを受け入れて見守っていくものだもの。
それをさ、無理やり後者で子育てしようとするとさ、そのしわ寄せが子にくるんじゃないかなぁ。

うちの姑も前者のタイプだなー。
これが正しい!ってあって、それを押し付けるタイプ。
友達の姑が後者タイプで、友達が前者タイプ。
2人はうまくいっているというか、友達の不断の努力で関係が繋がってる感じ。
わたしも後者タイプだから、そんな姑とは縁を切りたくなると思う。