木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

TOKIOの山口さんに思うこと

TOKIO山口メンバーの、わいせつ容疑の事件、悲しく見てました。

端正な顔立ちで、下を向き、時折鼻をすすり震えながらもお詫びの言葉を口にする山口さんは、ただただ悲しかった。

彼が今まで積み上げて来た実績は大きいでしょう、たくさんのファンを笑顔にし、勇気を与えて来た。

鉄腕DASHは、家族で笑って見ていられる番組だとよく聞きます。

それがもう見られないとなると、残念でなりません。その実績が一瞬にして崩れてしまったのも、すごく悔しいのです。

 

今回の件で被害者を責める風潮もありますが、どんな状況にせよ、大人は未成年に対してしてはいけないことがある。

性的な行為を迫ることも、飲酒を勧めることも。

それは未成年が望んでいたとしても、たとえ喜んでいたとしても、それはやってはいけない行為なんです。

 

気になったのは、アルコールの問題。

問題があること、また、加療されていることを思わせる発言が出ています。

もし依存症という病気だとしたら、今回の無期限休暇の最中に是非向き合って欲しいと思います。

また、今回の事件で山口さんに失望し、離れていく仲間ももしかしたらいるかもしれません。

しかし、孤独は依存症をさらに進ませてしまいます。

依存症患者は、しばしば自己評価が低く、孤独で、自分を大切に出来ないという特徴があります。

安らぎを人との関係性の中で持つことができず、アルコールにて一時の気分転換を図るのです。

なので、まずは自分が出来る範囲で近くにいて欲しいです。

依存症からの回復は困難な道のりです。

しかし、その困難な道のりを周りの人の支えの上で少しずつ登るということが、今後山口さんに求められる使命なんだと思います。