この本は子供の歯についてわかりやすく書かれた本でした。
特に学んだ点を以下に。
- 普段の水分摂取は水かお茶。
口の中が酸性(pHが5.5以下)になると、歯のミネラルが溶け出す脱灰が起こり、ほおっておくと穴が空き、それが虫歯。
果汁ジュース、炭酸甘味飲料は酸性なんですね。pHが2.2-3.4と確かに低い。
pHは7が中性で、数値が低いほど酸性だそうです。ふむふむ。
水道水のpH、6.8、麦茶は6.5。
じゃぁ母乳は?調べてみると、6.6-6.8とのこと。おお、水道水と同じくらい!
普段、ジュース系は滅多に飲ませませんが牛乳や豆乳は飲ませることが多いです。
牛乳のpHは6.8、豆乳は7.3。
うん、酸性にはならなさそうです。
今まで通り、水やお茶、それ以外は牛乳や豆乳を飲ませて問題はなさそう。
- なんで甘いものがダメか。
虫歯菌が糖分を餌に酸を出し、溶かされるんですね!そういう仕組みだったのか。
甘いものは中毒性があるとかれ、3歳までは食べさせないことを推奨されています。
保育園を探してると言ったら、歯科衛生士さんにおやつに何を出しているか確認してねと言われました。
なるほど、そういうことか。
おやつは、口に残りにくいヨーグルト、ゼリー、アイスクリームは良いみたいです。
あとはそとそも口が酸性にならないナッツやチーズも良いとのこと。
また、口が酸性になっても唾液がたくさん出れば良いらしく、たくさん噛むおやつもよいとされていました。
あたりめや皮付きのりんご、干し芋などかな。
- 定期検診の重要性
どんなに丁寧に歯ブラシをしても、6割ほどしか汚れは取れないらしいです。
歯間ブラシをすることで8割。
残りの2割は?それは、定期検診で歯石を持ってもらうなど、クリーニングをする必要があるようです。
歯医者は虫歯になっていくところではなく、虫歯にならないように行くところなんですね。
子供も虫歯になってから行くのでは、歯医者は痛くて怖いところです。
そうではなくて、綺麗になって気持ちいいところ。上手な歯磨きを教えてくれるところと、考えられるようにします。
それを考えると、綺麗で歯科衛生士さんたちが優しくて、快適な歯医者を見つけるのは大事なことですね。
通いたくなる歯医者、見つけよう。
- キシリトールもやはりいいみたい
キシリトールには、虫歯予防の力があるそう。
フィンランドでは、食後と寝る前のキシリトールの習慣があるとか。
ただし、シュガーレスでキシリトール50パーセント以上含有してるもの。
毎食後と寝る前推奨されているので、続けてみます。
子にはタブレット型、私はガム型で始めてみようかな。
育児をきっかけに、いろんな分野について知識を得れてすごく楽しいです。