呪詛抜きダイエット
田房永子さんの本を読みたい衝動に駆られています。
彼女の漫画は、自分を徹底的に見つめ直して考え直し、その中で気づきや発見があり、自分なりに理解してストーリーになった状況で描かれている感じがします。
自力で自分で納得いく答えを見つけた人。
その答えには汎用性があり、同じような悩みを持つ人から見て共感したり、その人なりの答えを見つけるヒントになったりするのでしょう。
今回も、"なぜ自分は無茶食いしてしまうんたろう"と、悩み、その答えを見つけようと試行錯誤している姿が描かれています。
クリニックでは答えが見つけられず、それだけではなく自分の話を聞いてもらえなかった感覚を受ける田房さん。
ちょっと胡散臭い前世療法やら統合療法やらを経由し、ゲシュタルト療法に行き着きます。
そこで、自分は"呪詛"をかけられていることが、過食の原因と気づきます。
そこには親御さんとの関係が、そしてクラスメイトの言葉や、メディアからの意見が絡まって自分の呪詛となっていたと結論付けます。
この本を読んで、わたしも同じところたくさんあると気づきました。
自分の体型が気になり、全身を見られなくなってしまったこと。
鏡や写真が大嫌いになったこと。
食べ過ぎることを人に言えないこと。
そういう自分に嫌悪し、何故食べ過ぎてしまうか知りたいこと。
わたしの呪詛はなんなのか、どうして食べ過ぎてしまうのか。
わたしなりに、向き合ってみようと思います。