木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

英語の早期教育、不要論!

日本の親が気づけない「子供をバイリンガルに育てたい」の危険性 - まぐまぐニュース!

 

 

英語の早期教育について、改めて考えてみた。

 

わたしのスタンスとして、英語の早期教育はしない。

そればかりか、本人が希望しない限り、英語塾へ通わせることもない。

理由として、使わないスキルは身につかないから。

 

わたしは昔から、教育熱心な母の元、高額なディズニー映画の教材も買い与えられたし、英語の教室も、複数通ってきた。

習った結果として、多少"th"の発音が良くなったことはあるが、別に英会話ができるようになったわけでも、海外に関心が湧いたわけでもない。

英語は、比較的得意教科だし、TOEICのスコアも750はあるが、それは、中学以降の学習の積み重ねだと思ってる。

効果がなかったのは、なぜか。

それは、私自身が"やりたい!"というモチベーションがなかったから。

海外旅行に行くわけでも、日常的に英語ネイティブの人と話す機会があるわけでも、英語で何かしたい気持ちがない。

そう、大学時代もみんな海外旅行、留学に憧れて積極的に行っていた。

でも私は、全然思わなかったのだ。

 

きっと、そこが大事なんだろうな。

語学はツールであって、手段じゃない。

英語をペラペラ話してほしいは、目的と手段がごっちゃになっている。

わたしは、娘に、日本だけでなく、より広い視野で物事を考えることができる力をつけてほしい。自分もそういう力をつけたい。

その力をつけるために、必要なのは、語学力より先に、多文化や他の国へ関心かな。

それは、海外旅行に一緒に行くことや、いろんな国の本や映画をみたり、ドラマを見ることが考えられるかな。国際交流のイベント参加もいいかもしれない。

あとは、社会という科目を通じた教養をつけること、社会科を一緒に楽しむこと。

英語塾にお金を払うよりは、こっちの方に力を注ぎたい。

 

元記事で、なるほどと思ったのは、言語は社会的文脈が必要と主張してるところ。

留学は、その社会的文脈も含め吸収できるから、効率が良いのだろう。

だから、高校か大学で、留学したいと言った時に応援できるくらい資金面で余裕をもっていることも大事かな。