あっという間に読めちゃう本です。
題名の通り、アウトプットの大切さを説いています。
確かに学びって、インプットのイメージです。
できるだけたくさんの知識を体系立てて頭の中に入れていくイメージ。
でも、テストでその知識自体を聞かれることはない大人の私たちにとって、インプットにより何を自分が感じ考えたか、それをアウトプットしていくことこそが、学びを実用的にするための大事なステップなのでしょう。
この本はアウトプットについてかなり広く網羅しています。
読書感想文の書き方から、泣き笑い感謝するという、感情面のアウトプット、睡眠時間などのコンディションを整えるtipや、メールチェックのタイミングや時間など、本当にこれもアウトプットなのかしらと思うくらいひろーく。
広いからこそ、確かにそうだと、納得して明日から実行していこうと思えるエッセンスがたくさんありました。
例えば、ショートカットキーを活用すること。
勝間和代さんの本でも、1秒でも2秒でも作業を早くしていくことの積み重ねが効率化という趣旨を見たことがあったと思い出します。
常用するショートカットキーを増やすことを、2019年の目標の一つにしようかな。
また、単語登録の活用もやろうと思いました。
所属や名前、挨拶文などいちいち打っていた時間が勿体無い。
さらには、制限時間を意識することを頑張ります。
私は今までこんな風にブログを書いているとき、下書きに保存したまま途中で終わっている記事がたくさんあります。
それは、上手く文章が書けなかったり、もう少し推敲したいと思ってそこで終えていることが殆どです。
ブログだけでなく、仕事やメールの返信など全般的に同様です。
手をつけるものの、自分の目指す完成度まで終えることができず、途中でやめて。
また後からやり直す。
後からやり直すときって、思い出すことから始めるので時間がかかるんですよね。
どんなに稚拙で恥ずかしいと思ったとしても、その時は自分の出せる力はそれくらいしかないということでしかありません。
時間を改めて推敲したとして、60%の完成度が65%になることはあるかもしれませんが、80%になることはないのかとしれません。
取り掛かったら終わりまでやるということは、今後意識していきたいです。
一読するだけで満足しちゃうくらい軽い本であるとも思いましたが、読めてよかったです。