木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

私は自分が色白であることを知らない

久々に姉と会いました。

姉が色白であることに改めて驚き、本当色白いねー!と伝えたら、私もあなたに今そう言おうと思ってたよーといわれ、笑いあった出来事がありました。

毎日鏡は見ますが、誰かが隣に立っているわけでもなく、学生じゃないし友達と写真を撮る機会もなく、他者と自分の肌の色を比較する機会なんてなくて。

自分と他の人との違いに向き合うことがなく、自分が色白であることなんて、普段は意識しないのです。

むしろ、子供ができてから屋外の時間が増えたので、普通だと思っていた位で。

 

それって、あらゆることに通じることですかと考えた次第です。

自分の考え方も自分にとっては当たり前で、周りの人も同じように考えてるんじゃないかと無意識のうちに思っていて。

会議で自分が発言することも、こんな基本的なところみんな分かった上でスルーしてるんだろうなって控えることもあったり、

こんな風にブログで何かについて感想を書いてみても、凡庸なわたしからでてくる文章もありきたりだから、わたしが発信することもないと思ったり、してたんですけど。

 

でも、この文章を書けるのは世界でわたししかいないし、たとえ同じ意見だったとしても、わたしにしか使えない表現とか、間とか、雰囲気とかあるんなら、ちゃんと大切にしようと思ったのでした。