木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

34歳ピアスあけました

生まれて初めて位容姿について気になってるのは、産後五年してようやく自分の外見に興味を持つようになったのと、お金に余裕ができたことと、34歳になって今まで若さでいろいろキラキラしてたのが、キラキラを補いたくなったのと…いろんな要因がある。

20代の頃オシャレに興味がなかったのは貧乏学生だったし、自分が何が好きで何が似合うかとか、そんなふうに向き合うことをしてなかったのかな。
父が、ピアス開けるとかマニキュアとかそういう"色気付く"ことを揶揄してくるのもきっとめんどくさかった。
30代なって、夫の妻となり、娘の母となり、お財布が夫と同じになって、育休で自分が稼がなくなったら。なんとなくお金も使い辛くなった。
欲しいものと言ったら娘のもので、自分のお洋服とかお化粧とか、美容院とか、そんなのにお金をかけるなんて勿体無いって思うようになった。
仕事復帰して四年目…かな。
なんとなく去年から自分の容姿に手をかけることに興味を持ってきて。
やっとゆとりができたのか。
手始めに、メイクレッスン行ってみたり、お洋服…安いのだけど色々買ってみて試行錯誤してみたり。
そんな中でアクセサリーが欲しくなった。
夫に言ったら反対されて、理由は…30代超えてみっともないとか。そんなな感じ。あまり出てこないから、なんとなくの拒否感なんだと思う。好きにしてとは言ったけど明らかに嫌そうで。

父が娘の私に対して女性になることを拒絶したように、夫が妻の私に対して女性になることを拒絶した感じなのか。
うまく言語化できないけど、そんな感覚を得て、とてもモヤモヤしたので、
開けてきました。

誰のためにじゃなくて、自分がありたい自分であるために。
父の娘でも、夫の妻でもなく、ひとりの人間として、自分の生き方を自分で決める証として。

と言ってしまうと大袈裟かもしれないけど。
なんとなく、自分の中では大事な行動でした。