木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

自分のこころを守る責任について

よろしい、ならば戦争だ

 

こういう恋愛パターン、たまにネット界雷で見る気がする。

女性がある程度まで年齢になったため、結婚したいと切望し、

それを理解してくれない彼に、フラストレーションが溜まり、

結果、浮気とか、今回のケースみたいに親の前で追い込むとか、

そういった行動に出ちゃうケース。

 

だけど、その結果として男性側が「訴える」って対処を取るのは結構意外だと思った。

そういう時って男性は「別れる」って対処を取る気がするから。

それで、相手との関係を無しにして、仕事とか趣味とかに没頭することで

心の平安を取り戻しているような印象でした。

 

今回のケースは「訴える」って手段をとるってことは、今後も彼女と関わり続けなければいけない。

そのエネルギーは、被害感が強いから来てるんだろうな。

増田の「精神崩壊」「人格否定された傷」今起こってる増田の困難さ全て、

彼女のせいにして、訴えることで、社会的にも彼女が間違っていて

増田はかわいそうな被害者なんだよって、認めたい気持ちが強い…

そう思った。

 

勿論彼女の行動は良くないし、ありえないと思う。

自分の欲求を即座に(しかもその欲求が「楽したい」とかって低次元のもの)のみを追及して、行動してるのは、理解に苦しむ。

愛してるはずの彼氏を苦しめてまで、自分の欲求を満たそうとするのは

あまりにも幼稚だし、低俗。

 

だけど、感情的に欲望のままに行動する彼女に対して、

あなたは自分の精神を守る責任があったと思うよ。

それは別れるとか距離をとるとか連絡しないとか、そういう関係性に及ぼす影響はマイナスな選択しかないかもしれない

彼女と別れたいわけではないあなたにとっては、好ましくない選択肢なんだろうけど

今彼女に責任を求めて、それが満たされたところで、

あなたが満たされて癒されるわけではない。

 

あなたは自分を守る権利があるし、それが可能だと思う。

そして、今のあなたの訴えるっていう攻撃は、あなたのプライドを守ることにはつながるけど、あなた自身を守ることにはつながらない

むしろ、向き合ってくれない彼女に精神がまた摩耗する気がする

自分を大切にしてください

自分のことを守ることができるのは自分だけです