木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

帰郷、そして、ユイちゃんとの向き合い(7/13,7/15あまちゃん感想)

帰郷の回、ユイちゃんと向き合った回を連続してみました。

 

…北三陸の皆さんの温かさ。

じぇじぇって驚いて、

喜んで

抱きしめてくれる

 

その繰り返しのシーンに、心がすっごく温かくなりました。

厳しい岩手の寒さですが、北三陸の皆がアキが帰ったことを大歓迎して

ごちそうを食べている様子からは、あたたかさを感じました。

 

「ほんとうはもっと言いたいことがたくさんあったんだけど、しゃべりだしたら止まらない気がして黙ってました」

きっとアキちゃんは、東京のことを持ち込みたくなかったんじゃないかな。

東京で落ちこぼれて、うまくいかなかった自分。

それが現実だって痛いほどわかる。

だけど、ほんのひとときでも、このぬくもりに浸っていたい。

そういう思いから、東京のことは、あえて口にしなかったのでしょう。

…ユイちゃんの、前以外では。

 

 

「ダサくても、楽しいからやってんだ」

…すごい、まっすぐだ。

そっか、アキは楽しいんだ

アキの原動力は、楽しさなんだ。そこには「自分」がある。

 

アキちゃんとユイちゃんのシーン。

心と心とのぶつかり合いのシーン。すごく良かった。

 

東京行きのチケット、きっと肌身離さずもっていた。

破ったユイちゃん、お母さんは絶対帰ってくるって泣くユイちゃん

春子に抱き着いて、アキちゃん傷つけちゃったって泣くユイちゃん

すごく愛しくなりました。

大丈夫、ちゃんと自分の感情出せるようになったから

少しずつ、傷ついた心を回復していけるから、

そしたらまたちゃんと歩いて行けるから、大丈夫

 

ユイちゃんのパパ…失踪のことを知っていると、さらりと言い

小さなコップでビールを飲む描写にもホロリときました