若い春子がかわいすぎて…
太巻きがいう、「君にはプライドはないのか?」の言葉に
「プライドがあるから」と強い口調で言い返す春子
影武者を使うことをよしとしている「大人」と、
夢を追いかける純粋な「若者」。それが対比されているエピソードだったと思います。
プライドを、太巻きが使うのはちゃんちゃらおかしいですよね。
ただ、生きていくことはそういうことなとも思います。
真っ直ぐに、綺麗にだけは生きていけなくて
プライドを捨ててまで、この業界で生きていくために「やるしかない」
そういう状態に追い込まれるときは「大人」はあるでしょう。
だから、太巻きを責める気にもなりません。
ただ、はじめは自分の声が認められ、褒められることに純粋に喜び
次第に、自分が影武者であること、表舞台に立てないことを薄々感じながら
わずかばかりの期待にすがりながら生きてきた春子の2年間を思うと
どうしても感情移入してしまうんです。
太巻きの最後に見せた表情は、悔いと…だけどどうしようもないって気持ち。
その思いがあれば…逆に、同じように夢を追いかけて上京してきた
春子の娘に手をかけていくのではないかと思うのですが…
今の、アキへの接し方は、納得出来ません。
何故か、次週解き明かされるのでしょうか。楽しみです。