木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

昔は男の子が生まれることを望み、今は女の子が生まれることを望むらしい

産まれてくる子が男性と女性どちらがいいですか?

古今東西されてきた質問

日本ではずーっと、男の子が生まれてくることがより願われていました。

なんとなーく感覚としてわかります。

私は3人兄弟の次女で下に弟がいましたが、

私が女性として生まれたことで祖父が少しがっかりをして、

3番目に男性が生まれたことに祖父が大喜びをしたという話は聞いております。

跡継ぎ…としての感覚でしょうか。家を担ってくれるというか、

大黒柱が増えると家族が安定しているように感じるのでしょうか。

皇室だって、そうでしたよね。それがどのご家庭でも起きていたように思うんです。

 

だけど、ここ15年とか20年は女の子を望む女性が急増しているとのこと。

それは、母と娘っていう関係が友達のようになってきたのが一因ではないかと言われてます。

娘が母の情緒的サポートを行い、一緒に買い物いったり食事いったりおしゃべりしたりできる。だから娘が生まれて欲しい。

男の子はそういうことが出来辛いからつまらない。

そういう女性も増えてきているように思います。

確かに、私の同級生を見ても…私を含め、母親から電話で愚痴られてあまりいい気がしないという話をよく聞きます。

私も母から父や仕事の愚痴を聞かされるのは辛いです。

また、実家暮らしの女友達は、親から家事も一人でできないことの不満を言われる一方で、実家を離れるのを寂しがることも言われるみたいです。

パラサイトシングルは子ばかり責められますが、案外親の方も寂しがって阻止したりしています。

親子の関係性が少しずつ変わってきたように感じます。

 

ただ、発達課題として青年期には両親との関係を作り変えることが必要だと思います。

いつまでも親の庇護下でいるわけではなく、対等な大人同士のある一定の距離を置いた関係性の方が、自分の責任感や自立心が芽生え、主体的に生きていけるような気がするからです。

まぁ、こういったきれいごとはきれいごとでしかなく、

友達親子が今後も増えていくんだろうなーって思います。

それによって、嫁姑関係がこじれたり、夫婦関係にトラブルが生じたりすることは今後考えうるなーと思いました。