木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

一人の男にすべてをもとめるのは間違い

彼氏がいるのにもかかわらず、ときめく人が出来てしまって

その方は奥様がいらっしゃって、

一緒に食事をしたっていう状況に

良心の呵責とか罪悪感でぐるぐるしていた時期がありました。

 

その際に、友人の言葉とか書籍とか出会った言葉で、自分の中で腑に落ちた考え方。

「一人の男性に全て求めるのはまちがいで、いろんな人に求めればいいの」

恋人って存在に、いろんなものを求めると思うんです。

だけどそのすべての要因を一人の男に求めるっていうのが間違い。

スキンシップ的な要素を不特定多数に求めるのは、モラル的にはtabooで、

個人的にもなしですが。

全ての要因をたった一人の人に求めていたら、その人も辛くなるし、

何らかの理由でその人がいなくなったときに自分が辛すぎる

 

ええと、彼氏のことは大好きです。一緒にいてとっても楽しいです。

肩の力抜いて日常を共に過ごす相手としては最高のパートナーだと思います。

対外的な部分に長けていて、考えずに済むことは「いいんじゃん」って考えなくてすむ美点も持っています。

私の作る料理をおいしいと言ってくれて、そのままの私を認めてくれている気がします。

 

ただ、不満としては彼は真剣な話が出来ません。

哲学的な話、人生観仕事観とか、抽象論になると興味がないのか、

今までそういうことについて考えたりしないのか、

あまり内省を深めたりしない彼に、不満を感じていました。

だけど、他の部分で沢山満たしてくれているので、そこは他の人で満たせばいいと気付いたんです。

幸い、そういう話が出来る友人は沢山います。

全てを彼に満たして貰おうなんて、考えていたのが間違いでした。

 

その、少し魅かれている彼も…

きっと私が何か他者に求めていたもので、今までの人からは貰えない何かを

満たしてもらえるから、魅かれていると思うんです。

そうして、相手の方もきっと私との関わりによって何か得られるから、

一緒に時間を過ごして下さるのかと思います。

その何かが性的な何かだということに警戒する必要はあると思うのですが、

今のところそういう気配はありません。

 

いろんな人との繋がりの中で、いろんな人からいろいろなものを貰いながら

そして渡しながら、関わっているんだなー