自分の中には、様々な側面があります。
自分の好きなところも、嫌いなところも、見たくないところも、変えたいところも。
自分はいろんな面がある、一個の人間なんだなぁと、その全部を自己像に包摂していくことが、「自己受容」と心理学用語では呼びます。
自分のある側面をあるがままに受け容れることができず、
自分でジャッジして自分が嫌な部分を排除しようとしています。
その側面を受け容れて貰うためには、他者が必要です。
他者に丸ごと受け容れてもらって、初めて自分も自分を受け容れることができるんです。
カウンセリングの場において、セラピストに繰り返し繰り返し受容してもらうことで、否定的に捉えている自己像って、案外捨てたものじゃないのかなぁと思えるのかな。
青年期って、自分を否定的にみてしまう世代だからこそ、
だから同時に他者との関係性において自分を受容される経験が大切なのかと思いました。
だから、無条件の受容なのね。