木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

ズボンの裾上げとお金の価値について

夫が作業着の裾上げをしたいと言い出して、時間をかけてチクチク片側を縫っていました。
初めての裾上げYouTubeでやり方を見ながら思考錯誤。
ちょろちょろ周りをまわってちょっかい出す娘ちゃんを押さえながら 笑
30分かけて片側をやり終わり、一言。

"これはお願いしよう!"

もう片側と残りの2着は、近くのイオンにある仕立屋さんに、1着1000円でお願いしました。
実際にやってみたら、手間暇かかる上に綺麗にできなかったとのこと。

夫を見て思ったのは、わたしなら自分でやってみることもせずすぐお願いするだろうなぁ。
でも、自分の手で一度やってみることは大事ですね。
だって、やってみないと、ズボンの裾上げの自分でするコストと、仕立屋さんに支払うコストを比較することができないから。

道具を準備して、やり方を見て、自分でやって見るという手間、時間。
それから、その結果のできあがり具合。
そのコストは、1000円出してお店で綺麗にやってもらうの価値より重いのかな?

例えば、縫うことそれ自体が楽しかったり、裁縫スキルを身につけたかったら、がんばってチクチクする価値があると思います。

時間とお金の使い方。
子が産まれてからよく考えます。
よく、子を産んでから髪の毛が茶髪パーマから黒髪ボブに変わる人いますよね。
あれも、髪型をキープするために頻繁に美容院に行ったり、毎日セットしたりするコストより、もっと他のことに時間とお金を使いたくなるということなのですよね。

家事に時間を使うより、家族との時間にしたいから、だからルンバやドラム式洗濯機を買います。
本を管理するコスト(引越しの度に移動させたり、本棚を整理整頓したり、いらない本を処分したり)をかけたくないので、電子書籍で買います。

人生において、何が大事なのか。
その自分の大事なものに、お金と時間をたっぷり使える、それは幸せな人生だと思います。