木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

実母への反抗期


ここ三ヶ月位実母に対して妙に反発してしまうというか、拒否的になってしまっていました。


多分反抗期なんだろうな、と思います。
父への反抗は、大学時代に訪れました。
母への反抗は、今顕在化しているようです。
仲良しだったから、反抗心があっても見ないふりをしていたぶん遅れたのかもしれません。
…また、母が不安定だった時期はきっと反抗をする気が起きなかったと考えます。


親への反抗のプロセス、いろんな文献を読み解いた結果、自分としてはこんなふうに理解しています。
①親の全てが絶対的に正しいと受け容れている段階
②親の欠点や自分と違う価値観、考え方にネガティブな感情反応をする段階
③親が自分と違う、不完全で欠点もある人間であると受け容れ、人間同士で付き合える段階

②の時点が一般的な反抗期ですよね。
妙にイライラして、ぶつかったり、距離を取りたくなったりします。

最近、母のわたしに対する育て方で、嫌だったことが思い出されます。
親の欠点や不完全さに、傷ついていた自分に気づいているんでしょう。
また、現在の母からの批判的物言いに不愉快さを感じます。
"留学すればよかったのに"
"一つのことを続けて欲しかった"
"義両親にもっと頼ればいい"
母が、自分と異なる価値観を持っていることが我慢ならないんだと思います。
…それから、批判的物言いって、今の私の否定に過ぎないので、不愉快さを感じます。

なんで今なんだろう…。
結婚や妊娠という、大きなライフイベントがあり、母と自分との違いを見ざるを得ないからかもしれません。
また、彼や友人と余計親しくなったのも同じ時期なので、それで安定して母に反発できるようになったのかも。

今まで見ないふりをしてきたこの部分が明らかになり、戸惑いもありました。
でも、母としっかり境界線を引いて大人同士でお付き合いするために必要なプロセスなんでしょうね。