好きな人がいました。
といっても、アイドルのような存在で、会うことももうないだろうと思っている存在でした。
でも、いつかもしかしたら会うことがあるかもしれない…と、たまにときめいて、楽しむ存在でした。
先日、その淡い恋心が夫にバレて、傷つけてしまいました。
彼を傷つけた悲しみと罪悪感で、もう連絡を取ることをやめ、先方にもそのことをお伝えしました。
そこからの心の動きです。
まず、ストレスがたまっている自分に気づきました。
自分のストレスマーカー(ストレスが起きている時に、自分にどういうサインが出るか)は、過食と、部屋の散らかりにやたら目が行くことです。
過食が始まりました。
たくさん食べてしまいます…
太ってしまった自分に、嫌悪感。
それから、部屋の散らかりでイライラし始めます。特に、散らかしている原因が夫の場合、夫にかなり腹立つようになりました。
なぜストレスフルな状況になっているか。
それは、好きな人を喪ってしまったという喪失感が原因だと考えています。
私にとっては、その人の存在が大事でした。
自分を母親としてではなく、若い可能性のある女性として扱ってくれる人の存在でした。
そういう自分の側面を見てくれる人は、母親業に埋没しそうになっている私にとってすごく重要だったんですね。
悲しいです。
喪失感からの回復には、悲しみを誰かと共有することが必要だと思われています。
残念ながら、私はこの気持ちを誰にも話していませんでした。
だから、この悲しみの気持ちも自分一人で味わう必要があります。
一人じゃちょっと抱えきれなかったので、こうしてブログに書きました。
喪ったという事実を認めたくなくて、いつかほとぼりが冷めたらメールしてみようかなんて妄想してしまっています。
彼は私にとって、独身時代の象徴なんですね。
自由に夜おしゃれをしてお酒を飲みに行く自分。
でも今、私は一人の男性の妻であることを選択しました。
子の親であることを選択しました。
この時点で、独身時代の自分とはお別れしないと…ですね。
いつか堂々と、その方と会うと夫に言える時は、関係を復活していいと思いますが。
そうじゃないから、ダメだな。
この喪失感に向き合い、彼との関係なしの自分を作り上げて行きたいと思います。