好きな人がいました。
結婚してからは一度も会ってないし、
結婚する前も数回食事を共にしただけの相手。
浮気といえることは何もしてないし、同じ職種の大先輩と、慕っている後輩という関係でした。
でも、好きでした。
結婚後はけじめをつけるために会わず、年に数回近況報告のメールをやり取りして、ときめいていました。
会わないかとはずっと誘われていて、けじめとして会わないでいましたが、一度だけ、ランチだけならいいかなぁどうかなぁと、わくわく妄想していました。
その彼の存在が、夫にバレました。
なんでバレたのかは、未だわかりません。
このブログ…は多分バレてないと思うのですが…その人とのメールからかもしれません、手帳からかもしれません。
それで、夫は傷ついて、10年付き合ってきて初めて涙を見ました。
怒ってなかった、でも、悲しんでた。
悲しんでいる彼を見て、すごく私も辛かったです。
その悲しみの理由が私だってことが何より辛かったです。
彼のことを書いているかもしれない手帳を全部捨て、彼とのやりとりを全部消去しました。
連絡先も消して、彼へもう連絡も取らない旨を謝罪と共にメールをしました。
返信も来てないので、多分いろいろわかってくださったんだと思います。
けじめで結婚後は会わないと決めたのに、ふらふら揺らいでいたのは反省点です。
あとは、結婚前も、2人きりでは会うべきではなかったんだなー。
大好きな本、北村薫さんのスキップ。
主人公である女性の高校教師が男子生徒に告白された時に、自分は歴史上の人物と同じだから、好きになってくれてありがとう、でも手は繋げないと断っていたことを思い出します。
なんて清々しい生き方。
わたしも、その人のこと好きになっても、一緒に生きて行くのはその人じゃないと決めていたならば、食事に行くという行動にはうつさないほうが良かったんだな。
ほのかな恋心を自覚しながら、食事に行くというのは、広義の浮気だな。
大好きな人を傷つけて、ようやく理解するなんてなぁ。
反省です。
彼は、たくさん泣いたあと、信頼してるし、結婚して良かったと思ってる。
プライベートを見てごめんと言ってました。
罪悪感、傷つけてしまった。
わたしは、彼を傷つけてしまったということを忘れずに、今後の自分の行動を考えていきたいです。
信頼回復に、努めます。