木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

イライラし始めた時は、疲れてる証拠

今日は娘ちゃん、朝から抱っこ抱っこで、
抱っこしたまま指をさした方向に連れていかないと、泣くという感じでした。
指をさした方向は、夫が買ってきてくれたカーネーションを挿した花瓶。
お花を触りたくて、触りたくてしょうがなかったのです。

でも、触らせたくない私。
だって折るし、舐めるし。
お花の場所を移せば良かったのですが、寝起きの頭では考えられず…
もう!となりました。

余裕がなくて、トイレに数分こもりました。
泣き続ける娘を置いて。
帰ってきて、涙を流している娘を見て罪悪感。

こんな風にイライラするのは、疲れてきた証拠。
今日はベビーヨガの予定が入っていて、身体もだるくて行きたくありませんでしたが、リフレッシュになると 思って行ってきました。

身体を動かして、娘も楽しそうにスタジオをうろうろして、他の赤ちゃんと交流して。
他のママとお話しして。
迎えにきてくれた夫と少し公園を散歩した頃には、すっかり穏やかな気持ちになれたのでした。

やはり外に出ることは、わたしにとってもすごく大事。
しかも、お稽古事だと自然に人と交流できるので今後も週2くらいで何か続けたいな。

地域のカルチャーセンターをじっと眺め、土曜朝一(7:30から!)のヨガにときめく。
これ、やれるかな。
夫に打診してみようかしら。
わくわくすると、ちょっと気分が落ち着く。

自分をいたわってあげよう。

母乳がいいって絶対ですか

母乳がいいって絶対ですか?

母乳がいいって絶対ですか?

田房さんは、すごく自分を客観視することが上手だと思う。
私の好きなカウンセラーの信田さよ子先生が、"自分は虐待の連鎖をしたくない"というう母親の相談に対し、"自分がされて嫌だったことをちゃんと覚えててそれをやらなければよい"(意訳)といった解答をされていたことを思い出しました。
田房さんは、自分のされてきたことに対して、なぜ嫌だったのか客観的に言語化しています。
そして、娘ができた今。
自分の嫌いだった母と同じようなことをしてしまいそうになったという、認めがたい事実を、意識化して認めて、受け容れているのです。
彼女の中で、文章や漫画で表現するという術は、そういう作業なのかもしれません。

妊娠出産育児において、なんだか言葉にしがたいけどなーんか嫌なこと。
それを、言葉にしてくれているような本でした。

心に残ったこと。

妊娠中って、自分の中に存在する差別や偏見を取り除くのに一番適した時期なんじゃないかと思う

生まれる子が障害を持つ可能性があると気づいた瞬間に、障害者という存在と自分との間にあった見えない境界線が見えなくなる。
自分とはちがう世界のものだと、小説の中のもののように捉えて好き勝手言えていたのが、そうじゃないことだと理解できる。
そして、それって自分でコントロールできないんです。
たとえ出生前診断をくぐり抜けても、いろんな障害と我が子が共に生きていく可能性はある。
少なからず。

そうやって悶々と考えて、それでもエコーの映像を目を凝らして見て、胎動を感じておなかを撫でた後、"まぁいいか"と諦める時がくるんです。
考えてもしょうがない、目の前のことをやるだけだ。
その諦念って、大事な経験なんだと思うんです。
身を大自然に任せる、なるようにしかならないということに委ね、粛々と生きていく。
それが、親になるということなのかもしれません。

あとは、妊娠出産育児にまつわって、身体が変化することに傷ついていいんだと思いました。
正直、悲しい。
おっぱいはもう、前のおっぱいじゃない。
おなかもきっとそう、芸能人みたいにしっかり鍛えれば戻るのかもしれないけれど、私の今の人生において、限られた時間やお金のリソースをそこに費やすほどじゃなくて。
傷ついたことを、母になれたのだから!と、受け止められない風潮もあります。
ママ友同士で自虐的に笑い話としてしかいえない現実。
それでも、田房さんは、傷ついていいんだと言います。
わたしも、傷ついた。
自分の身体が変わって、女性としての魅力的な身体としてはマイナスのベクトルに動いてしまった事実に、傷つきました。

娘の性器の洗い方について躊躇する気持ちもすごーく共感できました。
触れちゃいけない、見ちゃいけないんじゃないかと思う気持ち、そう思うことを嫌悪する気持ち。
性的なものじゃなくて、娘ちゃんの身体の一部としてあるものなのに、どうもドギマギしちゃう気持ち。
おおっぴらにどこにも書いてないからこそ、意識しちゃう。
でも、意識したことも見なかったことにしていたから、顕在化できてよかったです。

或る日突然娘ちゃんが脚本家になる妄想をした話も面白かったです。
ご自身がそうなりたかったんだと気付き、スクールに通ってみる行動力がすごい。
わたしも、娘に夢を託さないようにしよう。
娘の人生は娘の人生で私のものじゃない。
わたしはわたし自身の人生で、生きていく。
娘ちゃんの選択でわたしが残念に思ったときは、田房さんのように、自分の夢を娘に押し付けている自分に気付こう。

にっき

今日は朝から彼は趣味のツーリング。
その間に私は友人たちを招き、忘年会。

友達の一人が、私のお家で忘年会を開くことを提案してくれました。
優しい、嬉しい!
娘ちゃんのことを見ながらなので、あまり会話に参加は出来ませんでしたが、
なんだかみんなと久々に会えて嬉しかったです。
仕事の話、業界の話、雑談ですがいろんなヒントをもらえました。
大学院の同じ専門の友人たち。
来年も定期的に会っていこうねと約束をして、心強い気持ちになりました。
わたしの仲間だな。

育児の話はなかなか上手く出来ません。
同じく育児中の人には、いろいろお話しできるのですが…
育児未経験者の人には、うまく話せなくて。
なんででしょう。
ママ友との会話は、離乳食どんな感じで食べているかとか、初めて熱を出した時どんな感じだったかとか、子育ての同じテーマについて語ります。
そのテーマについてのそれぞれの経験談を話し合うことで情報交換をしたり、共感しあったり。子育ての先輩だとしたら、教えてもらったり。
なので、子育てをしたことがない人に対して一気に世間話が出来ないんです。
きっと、生活のどこを切り取って伝えるのがよいのか、わからないからかな。
大きなおでかけはしないで、ささやかに、お家で娘ちゃんと遊んだり、絵本を買ったり、離乳食を作って食べさせたり、お散歩したり。
あまりに日常すぎて。
娘ちゃんとセットの私しかいないので、その日常のどこが面白いのかしらなんて。
だってこの絵本が良かったとか、紅葉の移りゆく様子を娘と眺めてたとか、シートもっていって公園でゴロンするのが楽しいとか、そう言う話ってたのしいかなぁ。

なかなか娘ちゃんが夜寝なくなってしまいました。
昼夜逆転気味…?
よろしくないなぁ。
夜眠れなくて、ずっとあそんでて、
朝起きなくて、昨日の夜寝てないからかわいそうで起こせなくて…の繰り返し。
まずは私の生活リズムを整えることから始めたら良いのでしょうか。
そうだね、まずそこから。

8ヶ月の娘ちゃんとママとパパ

8ヶ月はまたたくまにすぎました。
本当最近、時間が過ぎるのが早い。
もう少し、まだまだかわいいわたしの赤ちゃんでいて欲しいのに。
ほら、今日もこうやってできることが増える。

にこにこ表情が豊かになりました。
わたしがカーテンで隠れていると、見つけてくれるようになりました。
つかまり立ちが上手。
つたい歩きはできるけれどそんなにしないかな。
ハイハイのほうがずっと早いからきっとまどろっこしいんじゃないかしら。

離乳食はそれなりに食べてくれます。
かぼちゃ、ヨーグルトが好き。
毎日いろんな味のおかゆです。
ご飯に混ぜてばかり、楽なので。
冷凍キューブ野菜と、冷凍粥。
離乳食始めてから、いろんな果物を買うようになりました。

こわいという感情も芽生えて来たようです。
何がこわいって、バランスボール!笑
すごく怯えます、わたしにぎゅっとしがみついて抱きつきます。
本当は乗せてゆらゆらしたりして、遊びたかったんですが、暫くはお預けかな。
あとは、ドアのがちゃりという音で、パパが帰ってくるのに気づいたり。

ママは、週に2回子連れOKな体操やヨガで汗を流しています。
気持ちいい!
全然痩せません。
職場にご挨拶に行き、またこの場所に帰って欲しいという思いと、仕事復帰したくないなぁという相反する思いが出て来ました。
残り一年と3ヶ月。
ありがたいことにまだまだ娘ちゃんと一緒にいれる幸せ。
来年はもう少し勉強したりできたらいいのだけど、なかなか出来る気もしないのだけど。
子育てが楽しすぎて、子供を三人産みたいと思うようになりました。

パパは仕事、療養休暇のおかげで、娘ちゃんと長い時間一緒にいれました。
きっとパパは辛かったでしょう、仕事ができないことの罪悪感、焦燥感もある。
収入も少なかったし、昇進の道に陰りが出たのも確か。
でも、得れたことが多いと思います。
こんなにも娘ちゃんと私と一緒にいる時間があって、パパの人生にも私の人生にも、娘の人生においてもすごく大事な時間が得れた。
どんどん成長していく0歳児を見ること、それを育児するのはどういうことか見ること。
これから娘ちゃん、そしてまだ見ぬ第二子第三子を育てていくにあたって、いい経験ができたと思います。

なぜか仕事のできる人の習慣

なぜか仕事のできる人の習慣を読んだ読書メモです。
・仕事以外の時間を必ず持つ
メリット
自分より上の人がいるから謙虚な気持ちに
→そういえば、学部時代の恩師はエアロビクスをやっていて、上手くできなくて恥ずかしいけどこの感覚を忘れないでいたいと言っていた。
やり方
大会にエントリー(締め切り、目標)を作ることで練習せざるを得ない状況に
→締め切り、ある程度自分を追い込む方がやる。家でいつでも出来るヨガのDVDより、お金払ってヨガのレッスンを予約した方がいくからなぁ。

・TPO及び自分がどんな風に見られたいかによって服装、髪型、化粧を考えよう
→今は、育児がメインの仕事。
動きやすくて、汚れても大丈夫な服。
清潔感がある服装。
おばさんっぽくは見られたくないな。
また今度考えよう

・約束を守る、時間を守る
→やる。
・メールをチェックする時間は固定 1日3回程度、その度に返信し切る
→娘ちゃんが寝ている時がいいかな
→LINEは音が鳴るようにして、すぐ返信が必要ならその場で対応して、後でいい場合は1日に3回の時間でやりとり
→インスタ、ツイッター、メルカリも1日3回と決めようか。
・300近い言葉を単語登録して時短に
→これはやってる。"じ"で住所、"め"でメールアドレスが出るように単語登録。
メルカリ関係でもやってみよう。
・一日20個褒めてみる
→意識的にやってみよう
・隙間時間専用タスク
→"これやってみたい"と思ったことは、やりたいリストに書く。隙間時間を見つけて行動する。
・休憩時間は気分転換に外に出る
・あらゆる情報はノートに一元化して、探す時間を減らす
→検索できるように、自分のメールアドレスに送るというやり方でもいいなぁ。
・打ち合わせメモ 5w1h
・良い習慣は有意義な時間を過ごしたと思えること
悪い習慣は事後、自己嫌悪に陥ること
・スイッチング 今に集中できること、意識が切り替わりストレスから自分を切り離す
・朝 5分くらいでできるタスク4つ
・先延ばし癖→チャンクダウンしてハードル下げる
スマホ中毒→有意義な予定を組み込む
・責める"しちゃった"から事実"した"だけで🆗
認知症 多くの人、もの、事に接する 多接と読書量が少ない人の発症率が高い
・5階までは階段

ズボンの裾上げとお金の価値について

夫が作業着の裾上げをしたいと言い出して、時間をかけてチクチク片側を縫っていました。
初めての裾上げYouTubeでやり方を見ながら思考錯誤。
ちょろちょろ周りをまわってちょっかい出す娘ちゃんを押さえながら 笑
30分かけて片側をやり終わり、一言。

"これはお願いしよう!"

もう片側と残りの2着は、近くのイオンにある仕立屋さんに、1着1000円でお願いしました。
実際にやってみたら、手間暇かかる上に綺麗にできなかったとのこと。

夫を見て思ったのは、わたしなら自分でやってみることもせずすぐお願いするだろうなぁ。
でも、自分の手で一度やってみることは大事ですね。
だって、やってみないと、ズボンの裾上げの自分でするコストと、仕立屋さんに支払うコストを比較することができないから。

道具を準備して、やり方を見て、自分でやって見るという手間、時間。
それから、その結果のできあがり具合。
そのコストは、1000円出してお店で綺麗にやってもらうの価値より重いのかな?

例えば、縫うことそれ自体が楽しかったり、裁縫スキルを身につけたかったら、がんばってチクチクする価値があると思います。

時間とお金の使い方。
子が産まれてからよく考えます。
よく、子を産んでから髪の毛が茶髪パーマから黒髪ボブに変わる人いますよね。
あれも、髪型をキープするために頻繁に美容院に行ったり、毎日セットしたりするコストより、もっと他のことに時間とお金を使いたくなるということなのですよね。

家事に時間を使うより、家族との時間にしたいから、だからルンバやドラム式洗濯機を買います。
本を管理するコスト(引越しの度に移動させたり、本棚を整理整頓したり、いらない本を処分したり)をかけたくないので、電子書籍で買います。

人生において、何が大事なのか。
その自分の大事なものに、お金と時間をたっぷり使える、それは幸せな人生だと思います。

少し先の何かを掴みたい思い

娘ちゃん、もうすぐ9ヶ月です。
すくすく、健やかに成長中です。

最近は、つかまり立ちが出来るようになりました。
ソファーに置いてあったリモコンを取ろうとして。
思えばずり這いも、充電器のコードを取ろうとして出来るようになったものです。

少し先の何かを掴みたいと思う気持ちは人を成長させるのねとしみじみ思ってます。
確かに、私も自分の人生を思い返すと、志望校や就職先への想いが自分をぐっと押し上げてくれた気がします。
あとは、"これやってみたい!"とか、"出来るようになりたい!"とかそういう気持ち。

娘ちゃんにも、そういう気持ちを持って人生を謳歌して欲しいなぁ。
やりたい!と言った気持ちを尊重するとか、一緒にやりたい探しをしてあげるとか、選ぶ機会や選択肢を与えてあげるとか、そんなことが大事なのかな。