木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

頓服を飲むことができると一歩前に進んだ証拠

絶賛お仕事お休みの夫君。
そろそろ復帰に向けて準備が進んでおります。
今日は久々に職場にご挨拶に行っておりました。
昨晩も不安そうで、時間が止まれば良いのに…と嘆きながら眠りについていた彼。
朝起きると、今まで飲んだことがない頓服の抗不安薬を飲んだ様子がありました。

頓服とは、毎食後など決まった時間ではなく、症状が強まった時に飲む薬の飲み方です。

処方されてから4ヶ月。
彼はこの薬を飲むことがありませんでした。
何故か、不安を感じなかったからではないと思います。
自分が不安を感じている状態であると①気づき②受け入れ、③対処しようと考えるのという三段階を踏むことができなかったと思われます。
特に②がね、難しかったんじゃないかな。
薬が必要なくらい不安が強まっている自分を認めること、すごく難しいと思います。
今までの彼なら、受け入れまいとして、一時的に気持ちを紛らわせようとお酒を飲んだりバラエティ動画を見たりしていたんじゃないかな。

なので、不安感に気づき、受け入れ、服薬という前向きな対処が出来たことは大きな一歩じゃないかなぁ。
そういえば、カウンセリングも自ら希望して始めていました。
自分をいたずらに責めるだけでなく、変わろうとしている彼。
近くで見守り続けようと、思います。

朝ごはんは毎日作ってくれて(魚と目玉焼きを焼いてくれます)夕飯を積極的に作ろうとしてくれています。
自ら洗濯大臣も買って出てくれました。
きっと、してもらってるという気持ちが強くて、何かしてあげたいと思うようになったのね。

彼の変化が好ましいです。

機嫌が悪い人の話

父親が機嫌が悪くなる人だったのです。
ピリピリしてると、なんでもないことで大声で怒りました。
それがすごく嫌いです。
こわかったし、何かダメなことをしたからではなく、親の機嫌一つで自分が怒られる。
単身赴任になった時、ほっとしたことを覚えています。

それ以来自分の感情は自分でケリをつけるのが大人だと感じています。
わたしも、自分の内面を外に出さないようにできる人間、いつもご機嫌な人間になりたいなぁと常々思ってます。
父は、仕事上いつもご機嫌な人でいようとして、家庭では素が出てしまったのかもしれません。
それでも、子供達配偶者一人一人は父親の延長戦ではなく、れっきとした1人の人間です。
その、父と家族との境界線が緩んでいたんだろうな。

最近夫がイライラしていて、こちらまで滅入ります。
夫のイライラの仕方は父と違い、攻撃タイプではなく内にこもるタイプです。
口数が少なく、表情は重く、ひたすらスマホや雑誌など自分の世界に閉じこもるタイプ。
そりゃぁね、仕事の復帰が決まり、プレッシャーもかかるでしょう。
不安や緊張が訪れるでしょう。
それをそっと見守って、ご飯を出して娘の世話をし、優しい無関心を装えばよかった…んでしょう。
わたしは出来ませんでした。
夕飯を黙って食べ始めた時に、ついにイライラがピークで強い言葉を投げてしまったのでした。
あーあ、強い言葉投げたって何にもならないのにな。

そういう状態の彼といたくないなら、わたしが娘を連れてどこかに行ってしまえば良かったんだ。
距離を置いて、離れれば良かったんだ。
次からはそうしよう。
わたしは、殻にこもってる彼を、殻にこもるなとどんどん突いて更にこもらせてる。
反省です。
きっとこれからも、ピリピリしてる彼になるときはあるでしょう。
その時は、こちらからの交流はやめて、可能な限り距離を置くことにします。

人生の主役感

子を産んでから、人生の主役感が薄れた。

うーん、なんだろう。
主役が子供になっているの。

子供のために自己犠牲をするなんて、嫌い。
我慢って、毎日毎日は続かなくて、我慢させられたという思いはくすぶる。
それは子に時に当たってしまうし、当たらずとも、子が察して悲しむ時もある。
でも、子を成してから。
この子のためだったらあらゆることができるなぁと思う。
この子のためだったら強くなれるし、仕事と家庭の両立もきっと出来ちゃうなって。

恋愛って、それと正反対だと思うんです。
自分の気持ちだけにフォーカスをおき、自分を飾り立て、自分が一緒にいて楽しい相手といる。
まさに人生の主役。

でも、今は、娘のねんねとおっぱいに気を取られ、自分はすっぴんひっつめで、娘ちゃんの可愛い服を買い、娘にとって何が楽しいかを考える。
人生の主役は娘で、そのアシストをする感覚。

"男性と2人きりで飲みにいく"って行為が、かなり自分から離れたところにあって。
だから、誘われてびっくりしたんですよねー。

そして妄想した。
髪の毛セットして、お化粧して、可愛いお洋服にヒールのパンプスに、ちいさなカバン持って。
銀座の素敵なバルでお酒飲んで、ちょっとほろ酔いして、23時位に帰る自分。
うーん、憧れる。夢のよう。

でもね、娘ちゃんが寝るまで泣き続けるんだろうなぁとか、ママを探し回るんだろうなぁとか、そういうこと考えるとやっぱり無理だな。

手に入らないとなればすごく欲しくなりますね。
妄想するだけで楽しみます。

安室ちゃんのNHK特集

安室ちゃんのNHK特集をみました。

真っ白な衣装に、サラサラのきれいなロングヘアー。
前髪を上げている髪型がとても可愛らしくて、この人が40歳なんて信じられなくて。
ずっと話を聞いていたくなる、魅力的な人でした。

いろんなことがあったんだろうな。
35歳で"引退できないことがわかった時〜"って、なんで引退できなかったんだろう…
ニュースで伺い知る、安室ちゃんの周りの出来事が与えた影響も少なからずしもあったろうな…とか。

安室ちゃんは歌に子供への愛を込めていたんですね。
ファンの方達も初めて知った…とつぶやいているのをみて、あまりメディアに言葉を語ってこなかったんだと知りました。
MCが苦手なエピソードも、きっと嘘が嫌いな人。
誠実にあろうとして、口を閉ざすしかなくなってしまう人。

謙虚で美しくてかっこよくて、この人だからこそ熱狂的なファンは多いのだろうと納得。

始まりがあれば終わりがあるのは当然と言っていた言葉が心に残りました。
だからこそ、頑張れるんだな。
終わりを決めていたんですね、それは、目標とも言い換えられるかもしれない。

旅行中、先輩ママの姿から

大好きな友達と旅行をしてきました。
友達は2歳の息子と、わたしは8ヶ月の娘ちゃんと夫と。
子連れ旅行なので、ペンション借りてそこで2泊。
外食もお出かけもほとんどしない旅でした。
それでも、すごくすごく楽しかった。

おうちで、友達息子が娘にお歌を歌ってくれたり。
ペンションに遊びにきたヤマガラさんを望遠鏡で見たり。
夜みんなで沢山着込んでお外に行って星空を見たり。
ご飯を、焼きそばや焼肉をホットプレートで作ってみたり。

みんなニコニコ笑って。

夜は子供が眠りについた頃、大人だけで晩酌をしてゆっくりお話。
わたしと友達はノンアルコールだったけれど、こんな時間贅沢で楽しくて、すごく眠かったけれど眠りたくなくて、目をこすりこすり起きていて。

ただ、最終日の朝、ぐずぐずしている友だち息子が発熱してしまってしました。
九度前後の高い熱、辛そう。
取り急ぎチェックアウトの時間を一時間遅らせてもらって、新幹線の次の駅まで送り、駅のホームまで荷物を一緒に持ちました。

頭が熱かった時、救急箱の場所をすぐ見つけ出していて、着いた直後にいろんな引き出しを開け閉めしてたのってそういう意味があったのか。
子に何かあった時にすぐ対応できるよう、探していたのね。
2歳で13キロくらいある息子くんをずーっと抱っこして、お歌歌って、吐かれてもにこにこしてる姿。
息子くんに安心や安全を提供しようと平然を装ってる姿からは学ばされました。

あと、確かに子供って旅行で体調崩すこと多かったと思い出しました。
いつもと違う場所、環境、心身共に興奮して疲れちゃうのよね。
子供にとって無理ない計画を立てないと。

今回はペンションだけでの旅行だったけど、十分子供たちは楽しそうでした。
いろんなお出かけ行かなくても、違う場所にお泊まりして、みんなでご飯作ったり買い出ししたり、そういうので十分なんだね。

学び多き、旅でした。

家族顔合わせ

弟が結婚することとなり、8ヶ月の娘を連れて家族顔合わせへ出て参りました。
弟の結婚にあたって、いろんな感情が出てくるかしらと思いましたが、特に出て来ず。
可愛い娘ちゃんが疲れてないか、おなか空いてないか、ハイハイできる場所はあるか、そちらのことばかり考えておりました。
わたしにとって最優先事項は娘ですね。

弟夫婦へ結婚に際してお祝い金を渡そうと考え、姉夫婦と金額を揃えようと事前にラインにて伝えておきましたが、お祝いのお酒だけもってきたことに憤り。
いや、ね。
揃えようと思って事前に伝えたのだから、プレゼントにしたいならばそれを教えて欲しかった。
無い袖が触れないならそれはしょうがないから、なあなあにせずに言葉にして欲しかった。
うちの家族はそういう、お金に関してどこかが緩いのが良くないです。
わたしも肝に銘じ、ちゃんと締めるところは締めていかないと。

親戚付き合い、自分の家族ですらもめんどくさいと思います。
ありがたいと思うより、めんどくさいと思うほうが強くて。
いつかはこういう繋がりを愛おしめるようになるのでしょうか。
今は億劫さが先立って手放したくなるけれど。

旦那の両親とお兄様が遊びに来るらしいのだけど、"私いなきゃダメかな?"と聞いて怒らせました。
でも結局、三時間位いらっしゃるところの一時間はカフェに行かせてもらうことに。
私がいないほうが、娘と思う存分遊べていいと思うんだけどなー。
私がいたら、娘は私のところばかりくるだろうし、私も娘離さないし。

年に二回会うのでギリギリなのにな。
それ以上会うのとか、きついのにな。

話が脱線しました。
弟も姉も、なかなか社会で生きづらい人たちなので、パートナーにめぐり逢えたことは本当に良かったと思います。
一緒に支え合って生きることができる誰かを見つけることができることは、何よりです。
おめでとう。

産後3週間

三週間経ちました。
少しずつ、ママも赤ちゃんも慣れて来て。
ホッと一息つける時間が日に何度か。

身体も回復しつつある感じ。
母に任せて、ちょっとの外出はできるように。
風疹の抗体が16しかなかったので、予防接種に。
スーパーに食材を買い物に。
遊びに来てくれた従兄弟を駅まで見送りに。
ゴミ出しに。
外に行くとやはりちょっと疲れてはしまうのですが、春の陽気に気分が明るくなりますね。
妊娠出産でなくなった筋肉が少しずつ戻って来ますように。

今日は自治体の事業で助産師さんが来てくれました。
いやー、これを無料で受けられるなんてすごく助かりました!
最初は知らない人がおうちに来るなんて…と憂鬱だったんですが、知りたいこと不安なことが丁寧に教えてもらうことができ、赤ちゃんを見て順調ですと言ってもらえて予に安心。

原因不明の泣きをその助産師さんは"発達泣き"と呼んでいて、ぐぐっと成長するタイミングで多いということ。
今後、原因不明の泣きを少し寛容にみれそうです。
赤ちゃんがよりおっぱいを吸いやすいポジションについて一緒に考えてくれたことも助かりました。
わたしはフットボール抱きであげるのが良さそう!試してみたら、いつもぐずりながらしぶしぶ飲んでる感じが、おとなしく飲んでる!びっくり。
ミルクを減らすタイミングや量についても。
混合で、毎回母乳+ミルク60-80でやっているわたし。
昼間のミルクを少し減らすことからやってみることに。

こうやって、行政の資源を活用しながら子育てやっていこうと思いました。
1人で育てるんじゃないし、夫婦だけで育てるんじゃない。
いろんな人に手伝ってもらいながら育てていこう。
誰かに頼ること、ヘルプを出すこと、人と関わること。
全てがそんなに得意じゃないから、その力をつけていこう。