自分で積極的に選んだことは「我慢」じゃありません。
しょうがなく、それを選ばざるを得ない状態。
我慢して何かをがんばっている状態って、そんなに長いこと続けることができない。
「人間は自分が我慢したことを自分で背負えるほど強くない」
信田さよ子さんの「脱常識の家族作り」という本の中の答えです。
我慢していた人は、自分より弱い人にまた我慢を強います。
会社で我慢していたおとうさんは、家で妻に当たります。
当たられて我慢していた妻は、子供に当たります。
部活動で、先輩のかなりキツイしごきを我慢していた子達は、
自分たちが先輩になったら、また我慢を強います。
自分さえ我慢していれば丸く収まると思っていたとしても、知らないところで自分もほかの人に我慢を強いることになっているかもしれません。
また、自分が我慢して乗り越えた場合は、人も我慢してしかるべしと思ってしまうこともあると思います。
あなたのためだけじゃなくて、あなたの大切な人のために、我慢しないで済むような選択を選びませんか。