木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

妊娠35週

【35週2日】
おなかがますます大きくなりました35週。
予定日まで残り32日という数字を見て、一ヶ月を切りそうなことにドキドキしています。

妊娠後期、くるしいー!
動きづらいのが一番大変。
ベッドやソファからおきたり、靴下履いたりという日常の動作一つ一つが大変で。
おなかも張りやすいので、外に行くのも一苦労です。

バレンタイン。
彼が最近はまっている、柿の種チョコを500g大量注文。
100均で買った瓶にマスキングテープでかざりつけし、バレンタインチョコレートとしました。
気持ちだけでも楽しみました。
今の彼とはずっと遠距離恋愛であまり二月に会ってなかったこともあり、あまりバレンタインの思い出がない感じです。

高校の時、付き合った人には手作りをあげたのかしら?
雪深い日に、渡しに行ったのは覚えてます。
思い出すと嬉し恥ずかしな気持ち。
すごく緊張して、会いたいのに会いたくなかった。ふふふ。
思い出してちょっと華やぐような、そんな思い出があって嬉しいです。
この子も女の子だから、いつかそんな経験をするのかな。
ママにはきっと内緒だろうな。

ずっと彼氏が欲しいといいながらも、なかなか一歩を踏み出せてなかった友達から婚活パーティへ出たというお知らせをもらいました。
しかもカップルになったとかー!素晴らしい!
きっとかなり緊張する場だったろうに、よく頑張ったなぁと思います。
これから恋愛を始めるのならば、どうか義務感とかじゃなく、楽しんで欲しいな。
恋愛って渦中は苦しいし、めんどくさい感情もいっぱい出てくるけど、でも自分を知れるし、人生の味わいのように感じます。

不倫でそれを味わいたくはないので。
世界で一番大事なわたしの彼を、裏切って悲しませてまで優先するほどの恋愛にはもう出会いたくないな。
やはり結婚するまではたくさん恋愛を味わうのが良いですね!

【35週3日】
昨日も落ち込んでずっと泣いてました。

なぜわたしの生活はこんなに一変したのに、彼の生活は全く変わらないんだろう。
いや、変わらないどころか、家事負担が減ったためますます自分だけのタスク(仕事)に勤しんでる…

深夜様まで帰って来ず、仕事だからと非難もできず。
作ったご飯は冷め、一緒に食卓なんてつけず。

悲しくて、悲しくて。
二人目は、彼が妊娠して彼が産休育休を取らない限り無理だと心から思いました
結局性役割モデルは生きてる。
女性が生物学的に産む性である限り。

顔を見ると許してしまうので深夜様の彼に起きていましたが顔を見せず。
朝も顔を見せませんでした。
しばらく距離を置きたいです。
臨月妊婦は家出もできやしない。

マタニティブルーだと、きって捨てるのは簡単だけど、でもわたしはすごく悲しかった。
今は彼に向き合う元気も伝える元気もないけれど、うやむやにせずちゃんと伝えられるといいな。

男性が稼ぐんなら、分業だと気持ちを立て直させられるけど、共働きで稼ぎが同じくらいなのに全負担が自分に来るってなにかおかしい。
大好きな仕事を辞めるなんて想像できないし。

…そんな一日中泣いてるような、メンタル最悪な日だったとしても…
大好きな友達と電話をして、気持ちが晴れたこと。
一番連絡を取りたかった友達とラインのやりとりをしたこと。
大好きなお風呂に入ったこと。
洗濯をして干したこと。
自分の仕事の振り返りの進捗が進んだこと
陣痛が来た時にタクシーを呼んでいいかタクシー会社に電話しまっくって一件確保したこと

できたこともある。
自分の最悪なコンディションを改善しようと、もがいた部分もある。
昨日の自分も、昨日の自分なりにちゃんと行動した。
よしよし。

【35週4日】
産院の母親学級へ。
臨月妊婦さんばかり、30人弱いると不思議な迫力がありました。
ここに60人いるのね!

みなさん、仕事を辞めたり、里帰りしたり、もともと主婦だったり。
年齢も下は25位から40前くらいまで。
バラバラな境遇。
体調が良く、本当に最近まで仕事をしていた人から、切迫で自宅に閉じこもり二ヶ月を過ごした人まで。
バラバラな妊娠経過。
それでも、みんなどこか不安と希望と入り混じった表情をしているところや、お腹を撫でる手の感じがすごく似ていて、あぁ、みんな同じなんだなぁと思いました。
孤独感が少し和らいだ感じ。

赤ちゃん人形の抱っこ体験がありました。
3キロの赤ちゃん、命の重さがずっしり。
かわいかった、人形なのに。
にこにこしちゃいました。

入院までの経過、出産までの経過。
産院が少し遠いので、ちゃんと入院まで漕ぎ着けるか。
あとは、無痛分娩なので陣痛のマックスの痛みは感じずに済むと思いますが、パニックにならずに済むか。
その二点が不安です。
母が来てくれるまで、平日の昼間は一人なので。
いい子だから、もう少しママと一緒にいようねと声かけをしています。

母親学級、ちょっと億劫だったのですが、行って良かったと思いました。
なにより、説明してくださった助産師さんの誠実さや一生懸命な感じを受けて、任せて大丈夫だと安心したのが大きかった。

のこり30日。ドキドキ。
今日もわたしの赤ちゃんはかわいくしゃっくりをしているようです。
【35週6日】
後期のマイナートラブルなのか、匂いにかなり敏感になってしまいました。
キッチンの生ゴミのにおいも、アロマのにおいも、ファブリーズも、アロマの入浴剤も…みんなキモチワルイ(*_*)
いろんな症状があらわれますね。

においが辛くて、電子レンジの掃除ができました。
怪我の功名。

かなり億劫だったけど、外に出た自分を心から賞賛!
近くのカフェまでいって、帰ってきました。
なんだかまた活字を読むことができなくなってる…!
本をせっかく持って行きましたが、目が滑って読めませんでした。

本が読める時期に読んでおいて良かった。
なんでも、できるうち、調子がいいうちにやっておくのがいいですね。
コンディションは刻々と変わるので、出来なくなる時もある。何事も。
それが許されるコンディションであれば、やりたいこと、やってて楽しいことをぐいぐいやっていくのが良いんだろうな。

だから、彼は今仕事一生懸命やってていいのかもしれません。
育児復帰したあとは手伝ってもらう必要が出てきます。
その時のために、今時間をかけて仕事に没頭することも大事なのかなぁ。

赤ちゃんのためにはママが幸せで満ちてることが大切だけど、そのためにはパパとの関係良好なことが欠かせない。
結婚して、簡単に別れられなくなったのは、うまくいかなくなったら距離を取るという戦略を取りがちな私にとって大事なハードルかもしれません。

良い週末を。