木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

頓服を飲むことができると一歩前に進んだ証拠

絶賛お仕事お休みの夫君。
そろそろ復帰に向けて準備が進んでおります。
今日は久々に職場にご挨拶に行っておりました。
昨晩も不安そうで、時間が止まれば良いのに…と嘆きながら眠りについていた彼。
朝起きると、今まで飲んだことがない頓服の抗不安薬を飲んだ様子がありました。

頓服とは、毎食後など決まった時間ではなく、症状が強まった時に飲む薬の飲み方です。

処方されてから4ヶ月。
彼はこの薬を飲むことがありませんでした。
何故か、不安を感じなかったからではないと思います。
自分が不安を感じている状態であると①気づき②受け入れ、③対処しようと考えるのという三段階を踏むことができなかったと思われます。
特に②がね、難しかったんじゃないかな。
薬が必要なくらい不安が強まっている自分を認めること、すごく難しいと思います。
今までの彼なら、受け入れまいとして、一時的に気持ちを紛らわせようとお酒を飲んだりバラエティ動画を見たりしていたんじゃないかな。

なので、不安感に気づき、受け入れ、服薬という前向きな対処が出来たことは大きな一歩じゃないかなぁ。
そういえば、カウンセリングも自ら希望して始めていました。
自分をいたずらに責めるだけでなく、変わろうとしている彼。
近くで見守り続けようと、思います。

朝ごはんは毎日作ってくれて(魚と目玉焼きを焼いてくれます)夕飯を積極的に作ろうとしてくれています。
自ら洗濯大臣も買って出てくれました。
きっと、してもらってるという気持ちが強くて、何かしてあげたいと思うようになったのね。

彼の変化が好ましいです。