木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

日常生活でほのかなほのかな恋心を抱くことを自分に許した

家族が不倫によって崩壊寸前の身としては、

インモラルな不倫や浮気を勧めている記事ではないということを前置きしつつ。

 

昨日、お仕事である男性に出会ったんです。

わたしよりも10以上年上の方で、スーツが似合って、フィギュアスケート振付師の宮本賢治さんみたいな、そういう容姿の方。

たまたま傍にいることが多くて、沢山お話しました。

何故か初めてあった気がしなくて、年上の男性なんてかなり緊張してしまう私ですけれど、その方の物腰の柔らかさのおかげか、リラックスして話せて。

その方は、私とは同じ領域だけど全然違う職種だったため、興味深いお話が聞けました。

…帰り際、名刺を下さったり、たまたまトイレに行っていて部屋に戻った時は誰もいなかったんですけれど、待っていてくださって、一緒に駅まで帰ったんですけれど…

 

久しぶりに、ときめいてしまいました。

それでね、その方とまたお仕事するのが楽しみだなぁと思ったり、

その方との関わりを何度も反芻してはときめきを味わったり、してしまったんです。

そして、同時にちょっぴり彼氏に対する罪悪感があって抑えようと思ったんですけど…

 

でも、今日改めて思ったんです。

ほのかなほのかな恋心って、抱くこと自体は何も悪いことじゃないって。

その気持ちに脊髄反射的に飛びついて、理性的じゃない行動に出てしまったら、

それは誰かを傷つけることになる。

だけど、理性を以てして一緒に仕事したり会話することを楽しみに思ったり、その思い出を反芻すること…それ自体は、責められるものではない。

むしろ、その気持ちがあるからこそ仕事を頑張れたり、ちょっと美容面に力をいれてみたり、日常生活に甘いニュアンスが加わるのは自分の人生にとって結構いいことじゃないかなーって。

 

素敵な人って、男女問わず沢山いて、

自分がフリーで相手がフリーのタイミングだったら恋が始まっただろうなーって思う方と出会うこともあるんだなって。

そういうタイミングじゃなかったから、恋愛には発展「させない」。

それを意志の力でコントロールしようと思う。

ただ、コントロールしてもちょっとほのかに感じる、切ない甘い恋心の残り香を、

満喫することは、そこまで悪いことじゃないかなーとおもいました。