木馬の時間

ブログタイトルは俵万智さんの大好きな歌から。ゆっくり、前に後ろに。

好きな人の話

既婚者ですが、好きな人がいます。

結婚が決まってからは会っていません。

 

仕事で一緒になって5回ほど会い、その後二人きりで5回ほど会いました。

相手の方が既婚者かどうかは、わたしは聞きませんでしたし、相手も特に話すことはありませんでした。

好きだなぁと気付いた時に、もう会えないと思いました。

これ以上好きになってしまってはよくない。

夫とは長い付き合いで信頼関係がありました。

もう恋とかトキメキとかそういう感情とかではありませんでしたが、一緒に生きていくパートナーはこの人だと思っていました。

 

お会いできないとお伝えした時、渋られました。

男女の関係だけが人間関係ではないと言われました。

確かにそうだなぁと思いましたが、これ以上会うことで男女の関係を求めるようになりたくないも思いました。

それ以降もちょくちょくお誘いをいただきましたが、お断りしていました。

 

娘が産まれて、更に会えなくなったなぁと思いました。

娘のために、夫のために、好きという気持ちは大切に胸にしまっておきます。

わたしのずるいところは、メールのやり取りは続けているところです。

といっても、年に数回ですが。

どんな格好してお会いしようかと想像してワクワクしたり、お会いした時にどんな話をしようか思いを馳せてみたり。

時を経て、芸能人に恋をして妄想しているような、そんな気持ちに変わりました。

 

もしまた街ですれ違うことがあったときに、前より綺麗だと思ってもらえるように、そういう考えが私を律してくれます。 

30歳の誕生日に、一度だけお会いしてみようかと頭をよぎったこともありますが、うーん、どうだろうなー。実現させないだろうなぁ。

 

わたしの秘める恋の話でした。